ゴルフ スコアアップ倶楽部について

当サイトへお越しいただき、ありがとうございます。

サイトを運営しておりますNKと申します。

『ゴルフ スコアアップ倶楽部』はその名の通り、スコアアップを目指す全てのアマゴルファーに向けたサイトです。
先にお伝えさせていただきますが、私自身もただのイチアマチュアゴルファーです。その中でも特に普通のゴルファーだと思います(苦笑)。

ただし、才能が無いなりに色々と考えてゴルフをしてきました。というより、考えることでしか活路を見出せなかったという方が正しいでしょうか。

好きなのに上達しないというのは、とても辛いことです。

私のような「可哀想な」ゴルファーを1人でも減らすために、当サイトは生まれました。

 

ゴルフを始めて、最初は順調だった

私がゴルフを始めたのは社会人1年生の冬でした。たまたまゴルフ好きの多い部署に配属されたこともあり、上司に誘われて(半強制で)部内コンペに参加したところ、ゴルフの魅力に取りつかれ、同じくゴルフを始めた同期などを誘ってラウンドしたり、1人で練習に行ったりと、すっかりのめり込んでいきました。

100切り達成までは「1~3年」が一番多いという調査結果がありますが、結構な練習量をこなしたということもあり、 私自身は初ラウンドから1年3か月後に100切りを達成できました。
ますますモチベーションの上がった私は、将来のシングル仲間入りを見越し、100切りを機にスローカメラを購入、自分のスイングを確認することにしたのです。これが悪夢の始まりだとも知らずに……。

 

自分も「アーリーリリースの典型的アマチュアスイング」だと気付いてしまった

練習場に到着しカメラをセット。当時、教育テレビで藤田寛之プロのゴルフ講座をやっていた影響もあり、藤田プロのようなフェードヒッターのフィニッシュを意識してスイング(笑)。100は切れているくらいの実力なので、それなりに真っすぐ力強く飛んでいきます。

「よし、まずまずの当たりだな」などと思いながら、セットしていたカメラのRECを止めて、スロービデオを再生……。

 

 

!!!???

 

 

私は、言葉にならない衝撃を覚えました。
そこに映し出されたのは、自分のイメージとは天と地ほどかけ離れた「ダサい」スイング。
藤田プロのゴルフ講座のおかげで「ハンドファースト」「ダウンブロー」という言葉は知っていましたが、「こんなの普通に打てば誰でもできるんじゃないの?」と思っていた自分にはあまりにショッキングでした。

ちなみに、そのときのスイングがこちらです。

 

 

笑っちゃうくらい教科書通りの「アーリーリリース」です(フォローも全然藤田流になってない……笑)。

 

この事実に気が付いてから、ゴルフを辞めようかと思うくらいの地獄の日々が始まりました。
「アーリーリリース」や「ハンドレイト」について調べてみると、どうやらアマチュアの多くはこの状態に陥っていて、80台プレイヤーは当然のこと、場合によってはシングルの人でも「アーリーリリース」は珍しくないらしいことが判りました。しかし私の性格上、アーリーリリースのままスコアだけを追求する、という選択肢はありませんでした。

はじめは「ちょっと調べてちょっと練習すれば治るだろう」という軽い気持ちだった私も、簡単には治らないことが解ってくるとだんだんと焦っていきます。
アーリーリリースに気付いてから1年後のスイングがこちら。

 

 

恐ろしいことに、治っていないどころか完全に悪化しています。

極度のアーリーエクステンションも併発している……

 

どれだけ練習してもアーリーリリースが全く治らない

このあたりから、いよいよゴルフの全てが狂っていきました。
目標が完全にスコアから「ハンドファーストで打つこと」に変わってしまい、ラウンド中もそれが気になって仕方ない。なので全くスコアにならず、酷いときはダフリ、トップ、シャンク何でもありで、初心者時代と変わらない120台を連発することもありました。

それでも、多少なりとも状況が改善されるのならば救いもありますが、スイングは全く変わらず、一進一退にすらならない状況。
WEBサイトの情報は全て漁りつくし、YouTubeのレッスンプロの動画も全て見て、代表的な書籍も買って勉強し、ついには何千円何万円するようなDVD教材にも手を出しましたが、それでも1ミリも状況は変わらず、ゴルフを本当に辞めてしまいたくなり、練習量もガクッと減りました。

この期間が、ざっと4年です。地獄の4年間。
ゴルフが好きでありながら、その才能を全く持ち合わせていないという事実を、練習ごとにラウンドごとに毎回突き付けられる、という悪夢の4年間でした。
ゴルフへの情熱は確実に消えかけていきました。

 

1本のレッスン動画が流れを変えた

ある日、私はネットサーフィンをしていました。もう何度も見た情報しか出てこないのを知った上で、それでも諦めきれなかったのか、ただの気まぐれだったのか、とにかく情報を探していました。

そんな中で出会ったのが、欧米の最新スイング理論を徹底的に解説してくれるYouTubeチャンネルでした。
それまでのレッスン動画やWEBページは全て「○○すべき」「○○の感覚で」といった主観的なものであった中で、そのレッスン動画はまさに異質でした。

全てがデータを元に論理立って説明されていく中、私はなんとなく雲が晴れていくような感覚を覚えていました。久しぶりに練習場に繰り出し、スイングしてみると、多少、本当に多少ですがハンドレイトが解消されていました。

ちなみにそのときのスイングがこちらです。

 

 

結局、動画を見て理論を知った「だけ」では、ハンドファーストにはたどり着けませんでしたが、多少なりともスイングが改善されるという成功体験を得られたことが、自分としては大きかったと思います。

 

正しいスイングを知り、正しい習得作業ができれば、誰でもハンドファーストで打てる

その後、仕事が忙しくなり、1年ほどほとんど練習に行けない日々が続きましたが、仕事が落ち着いてからはゴルフ熱がすっかり蘇り、再び練習場に繰り出すようになりました。

ハンドファーストというのは不思議なもので、私はてっきり自転車のように、ある日突然乗れるようになって、あとは勝手に上手くなるものだと思っていましたが、少なくとも私の場合は、よく言われる「開眼」とか「覚醒」とかいうようなことはなく、 ごくゆっくりと、1日1センチずつ正しいフォームに近づいていくような成長曲線でした。

私がどのように考え、練習してハンドファーストを習得したかは、各コンテンツに譲りますが、練習に行けるようになってから約3ヶ月で「アマチュアなりのハンドファースト」は、なんとかできるようになりました。その際の映像がこちらです。

 

 

もちろんプロや上級者から見れば、「いやいやこの程度で」という話ではありますし、これは当時の映像なので今はさらに改善されていますが、長年アーリーリリースで苦しんだ私から見れば、この時点で、ひとまずは十分すぎるほど十分ですし、それはまだハンドファーストインパクトを習得できていないアマチュアゴルファーの皆さんも同じなのではないでしょうか。

 

ゴルフ スコアアップ倶楽部について

当サイトが生まれた元々のキッカケはそこにあります。
私と同じように、アーリーリリースで苦しんでいる方、あるいはスコアが伸びなくて悩んでいる方、ゴルフを諦めそうになっている方、そんなアマチュアゴルファーの皆様に僕の経験が少しでも生きるならと思って立ち上げたサイトです。

私の場合、自分がアーリーリリースだと気付いてからとりあえずの修正が完了するまで、約5年という長い年月がかかりました。しかし、「こうすれば、ハンドファーストが習得できるのではないか?」という仮説を立ててからは3ヶ月です。是非1人でも多くの方に、この「最短ルート」を歩いていただきたい。

私はただのアマチュアゴルファーにすぎませんが(それもトップアマでも何でもないですが)、だからこそ伝えられる情報もあると思っています。
手前みそになりますが、当サイトは恐らく現時点では日本で唯一の 「大人になってからハンドファーストで打てるようになった(アーリーリリースを治した)アマチュアが運営するサイト」だと思います(笑)。少なくとも私が死ぬ気で情報を探してきたこの5年間では見つけられませんでした。

 

もっとも、我々はアマチュアですので、別にハンドファーストで打てなくても、どれだけダフっても、バンカーで大叩きしても、100が切れなくても、各人色んな楽しみ方があって良いと思っています。
道具にこだわる人、昼食が好きな人、ゴルコン目当ての人、それぞれがゴルフを楽しめるようなサイトになればと思っています。

私自身、ゴルフは生涯の趣味だと思っていますので、是非末永くお付き合いいただければと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

サイト運営:NK

1988年埼玉県生まれ。
ゴルフ好きの父親はいたものの、「何が楽しいんだか」と冷ややかな目で見ながら育つ。
社会人1年目で初めてゴルフクラブを握り、1年強で100を切るも、
さらに上を目指そうと購入したスローカメラで自分のフォームが「ド素人」だと気付く。
5年がかりでなんとかフォームを修正し、ようやくスタートラインに立つ。今まさに成長期。