きれいなスイングを目指して
突然ですが、私はアマチュアこそ美しいスイングを身につけるべきだと考えています。
プロゴルファーは、賞金を稼げれば極論どんなダサいフォームでも良いと思います。
- 超内股打法だろうが
- 真横を向いて打とうが
- ハンマー投げの要領で打とうが
狙った場所へ飛ばして試合に勝てれば、それが絶対的に正義だからです。
一方でアマチュアはどうか。
まず間違いないのは、ハンマー投げの要領で打った場合、同伴者から「○○さん、やめてもらって良いですか」と言われてオシマイです。
そして、翌日には
ねえ知ってる?
営業部の○○さん、ハンマー投げみたいに回転しながらティーショット打つらしいよ。笑笑
と、陰口を叩かれる始末でしょう。
……というのは冗談としても、アマチュアの場合、スコアとスイングの両輪そろって初めて「上級者」と言えると思うのです。
極端な話、日本アマで勝ったとしても(勝てませんが)1円にもならないわけですから、スコアを求めても究極的には意味が無いわけです。
日本アマで勝てる選手はプロになれるだろ、というツッコミは禁止です。笑
とは言え、もちろん良いスコアが出れば嬉しいわけですから、スコアとスイングを両方追求すれば、ゴルフの楽しさは2倍になります。
「正しいゴルフスイング」はどうすれば見つかるのか
さて、上で「プロは汚いフォームでも良い」「アマチュアはきれいなスイングを目指すべき」と書きました。
しかし、実際はどうなっているかというと、
- 多くのプロはきれい&正しいフォームで打っている
- 多くのアマは汚い&間違ったフォームで打っている
ということが言えると思います。
そういう意味で、結局目指すべきは「プロのような美しいフォーム」=「正しいスイング」ということになると思います
では、例えばタイガーウッズのフォームを、あるいは流行りのGGスイングを全員が目指せばいいのでしょうか?
確かに、世の中には優れたプレイヤーや指導者が存在しています。
しかし、1つのスイングや理論が全てのプレイヤーにとって最適であることはあり得ない、という発想が私の考える「正しいスイング」のスタート地点になります。
さらには、「この理論が自分にはベスト」と判断できるだけの知識と技量があれば別ですが、多くのアマチュアはそうではないと思います。
そう考えると、1人の指導者、理論に依存したり、特定の選手のスイングだけを真似したりするのはリスクが高いのではないでしょうか。
なので私は、多くのトッププロのスイングの「平均」をとることにしました
絶対的に正しい理論はないとはいえ、根本的に間違った理論や、理にかなわない動きは、ゴルフ界最高峰である彼らからは淘汰されていると考えたからです。
そして、多くのプロのスイングを素人なりに分析していったわけですが、その過程で気付いたことが2つあります。
- 全プロ共通の「守らなくてはいけないコア技術」がある
- コア技術以外も、一定範囲のルールには基づいている
これらを文章化したものが、当サイトの提唱する「正しいスイング」になります。
なので「正しいスイング」は1通りではありません。
仮に、
「トップの形がAかB」「インパクトの形がYかZ」
というのがスイングのルールだとするならば、
- 「A→Y、A→Z、B→Y、B→Z」の4通りありますよ
- 後は各自選んでください
- 「C→X」はやめてくださいね
ということになります。
この「コア技術」に関しては、本サイト内で随時まとめていきます。
その象徴的な記事の1つがハンドファーストなインパクトをマスターするためのコツ【たった2つのポイントでOK】だったりするわけですが、これらを取りまとめて文章化するのは意外と大変なので、気長にお待ちいただきつつ、たまーにこのサイトを覗いていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします!