あどれす……
すたんす……
ぽすちゃー……
せっとあっぷ……
??
何が違うんだ……
笑
ゴルフにおいて、スイングを始める前段階の「アドレス」。
これは極めて重要、そしてスイングの基礎となります。
この記事では、あらためてその基本部分について、用語を整理しながらまとめていきます。
用語解説
まず、あらためて「アドレス」「グリップ」「スタンス」「セットアップ」「ポスチャー」について説明していきます。
アドレス
「アドレス」というのは、ボールに対して構えること全てを指します。
広義では、ボールの後ろに立って飛球線をイメージするところから始まり、クラブを握って、ボールに対して構え、バックスイングを始める直前までが「アドレス」です。
つまり、「グリップ」「スタンス」「セットアップ」「ポスチャー」を全て足したものが「アドレス」になるわけです。
グリップ
「グリップ」というのは、クラブをどう握るか、という話です(これは分かりやすいですね)。
スタンス
「スタンス」はアドレスにおける、「足」の部分の話です。
「スタンス幅」と言えば足の幅、「スタンス方向」と言えば足の向き、「スタンスを取ってください」と言えば足を開いてくださいという意味です。
セットアップ
そして「セットアップ」ですが、これは
- ボールに対してどう構えるか、あるいは
- ターゲットに対してどう真っすぐ構えるか
ということを指します。
イメージとしては、自分を引きの画(第三者の目線)で捉えて、真っすぐ飛ぶような構えになっているか、ということを調整するパートになります。
「自分とボール」「自分と狙いどころ」のような相対的な関係のことを指しますね
具体的に、セットアップは「ボール位置」と「アライメント」に分けられます。
(アライメントは「目標に真っすぐ構えること」を指します)
ポスチャー
一方「ポスチャー」というのは、自分自身がどういう姿勢で構えるか、という問題です。
イメージとしては自分を主観的に捉える、という感じでしょうか。
- 重心位置
- 前後のバランス
- 手の位置
- 背中の反り具合
など、自分の体の具体的な感覚や状態を調整する作業になります。
ポスチャーとセットアップはどちらを先に固めるべきか
普段あまり意識されていないのですが、個人的にとても重要な要素だと思っているのが、「ポスチャーとセットアップはどちらを先に固めるべきか」問題です。
上で見たように、
- ポスチャーは「絶対的にどう構えるか」
- セットアップは「相対的にどう構えるか」
ということを指しているわけですが、当然どちらかを先に決めなければいけません。
あらためて問われると、ポスチャーの方を先に決めるべきな気がします。
自分がしっかり構えてから、真っすぐ向くよう調整すべきな気がしますよね
しかし実際は逆で、セットアップを先に固めるべきです。
なぜ?
その理由は「ボール位置」にあります。
ゴルフ(現代ゴルフ)において、ボール位置というのは基本的に番手に応じて変わってきます。
そして、ボール位置が変わるにしたがってスタンス幅も変わってきます。
つまり、セットアップがポスチャーに影響を与えているわけです
もし、全ての番手で
- 同じ構え
- 同じボールポジション
- 同じスイング
をするのであればポスチャーから固めても良いですが、実際はあり得ません
なのでまず「正しいボール位置」というものから考えて、それから自分のポスチャーを考えるのが最短ルート、かつ必然であるわけです。
詳細は以下の関連記事にまとめましたので、よければどうぞ!